2004.7.2(fri)〜7.6(Tue)


初めてフィリピンへ行ってきました。
行く前には、ジメっとした気候や排気ガスで空気が悪い という事を聞いていたので、
喘息の心配をしていたのだけど、全然大丈夫!元気に帰って来ました♪
プライベートでまた行きたい!!と思ったほどにお気に入りな国になりました。

仕事で行ったので、全く自由な時間はなかったけれど、移動の時に
車からフィリピンの人たちの生活を見ることが出来ました。
お昼なのに子供達がウロチョロしているので、「学校は休みなの?」と
同行の人に聞くと「お金が無くて学校に行けない子供達なんだ」と…
まだまだこんなに多くの子供達が普通の学校へ行けないなんて!!

フィリピンの道路には信号や車線というものが殆んどありません。
皆、すごいスピードで走ります!!それなのに、平気な顔して車の間をぬって
人が道路を渡って行きます。また、車に乗っている人に飲み物などを売っている人達も
道の真中に立っていたりします。とにかく、スゴイ!


今回、とても心に残り、ショックだったのは私達がお店やホテルの前に立っていると、
"これを買って!"とか"お金ちょうだい!"と子供達が近寄って来たこと…

朝、ホテルの近くのコーヒーショップのテラスで朝食を取っていた時も、すぐ近くで
5,6人子供が遊んでいたんだけれど、その中の一人の男の子が近づいて来ました。
一緒にいたフィリピンの人が、自分が食べていたケーキを半分あげました。
すると嬉しそうに皆の所へ行き、『もらったよ!』という感じで見せて逃げ回ってました。

そして今度は、飲みきれなかったコーヒーを飲みながら帰ろうと
手に持って外へ出たら、またその子供達が私達の後をついて来ます。
ずっとついて来て、"ちょうだい"と言っていたのです。こんな飲みかけでいいの?と
思いながらも 自分の持っていた、アイスカフェラテをあげました。

嬉しそうに走っていく子供達… 皆、裸足でした。 洋服も真っ黒でした。
でもね、瞳が輝いていました。とても素敵な笑顔をしていました。

フィリピンは貧富の差が激しい国です。
普通の人たちの暮らしは、日本の戦後位の水準になるのでは ないでしょうか?

この子供達の瞳の輝きがずっと続くように、
早く、社会情勢が変わって行きますように…と心から願い、
そして、自分にも出来ることは無いのか?と考えさせられたフィリピン出張でした。




ホテルの部屋から の眺め
左上2枚は日曜の朝6時頃。
左は土曜の夜中。
一晩中車が絶え間なく走っていました。





取引先の社長のご 自宅

入り口にセキュリティーがある高級住宅街でした。
庭にはイルミネーション☆☆キラキラしてます。 何百坪もある敷地…
 まさに富に満ち溢れたお宅でした。駐車場も何台入るの?って位の広さです!




ホテルのお部屋

ここに4泊しました。フィリピンはシングルもツインも値段同じなんですよ。
昼間はお化粧なんて無意味なほどに汗ダラダラになるくらい暑かったけど、
夜はクーラーなして平気なくらい涼しかったです。